希望の党に希望は有るか?

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希望の党の共同代表選は玉木衆院議員が39票、大串衆院議員は14票を獲得し玉木氏が共同代表に選出されました。

早速、玉木氏は小池東京都知事共同代表と面会し「安保法制の廃止、法制容認の意思統一はしていく」と述べ従来の民進党の姿勢と一線を画す意向をにじませています。

一方、敗れた大串氏は「安保法制は容認しない」「憲法9条改正は不要」との訴えを繰り広げ、従来の民進党の政策を継承する構えを鮮明にしています。

大串氏を推した議員の中には年内の離党を考える人も居るようですから玉木新代表の手腕の問われるところです。

そもそも民進党は前原氏のような保守系と枝野氏たちの左派系が混在していた党ですから早々にスッキリと言うわけにはいかないのでしょう。

そのような事から、玉木氏が右と左の党内融和を重視すれば、民進党の二の舞いに陥りかねなくなります。

人事でも玉木氏と面会した連合の神津会長は、希望の党の結党メンバーの起用に強い難色を示しているようです。

元民進党の結党メンバーは細野豪志を代表とする人たちで、連合は民進党解体の主犯とみなしているからです。

現に今回の選挙で連合は細野氏や松原氏などは推薦を見送り応援もしていませんでした。

連合は、希望の党合流組と、それ以前に離党した細野豪志元環境相ら結党メンバーを明確に区別しており、いわば「裏切り者」とみなしていると言われます。

玉木氏も党内では実力者である細野氏などの処遇を誤れば連合の支持も失う事から難しくなってきます。

連合としては、衆院選で推薦した議員に主導権を委ねたいのは当然で、党側も、その意向をむげにすれば応援も貰えないことに成り玉木氏の手腕が早速問われかねません。

一方で結党メンバーは、党の立ち上げに苦労をした人たちで、余り冷遇すれば不満が出るところです。代表選で玉木氏を応援した今井雅人衆院議員は、安保政策が大串氏と変わらない考え方の人で、モリカケ問題の急先鋒の人ですね。

それぞれ安保や憲法改正の踏み絵を踏んで希望の党へ参加した人です。

早速、国会が始まるとモリカケ問題を追求すると言っていますが、獣医師会から献金をしてもらっていた玉木共同代表の扱いは難しい処です。

玉木氏は、「日本獣医師会から献金を頂いたのは2012年で、5年前の献金は法律に基づいて適正に処理されてます」と言っていますが、獣医師会の利益のために獣医学部新設に反対する国会質問をしたのではないかとか、献金で多くの批判を浴びたことで、もう加計問題にはこりごりのようです。

「半年もやってきて、安倍晋三首相の献金はおろか口利きすら出てこないじゃないですか」「獣医師会の資料には高らかにほかにも成果を書いてありますよ。加計学園は開設の流れができていた。首相の出る幕はないじゃないですか」「最初に質問したのは木内孝胤(衆院議員)=民進党を離党=なんですよ」「僕はむしろ遅い方で…。執行部から言われたら仕方ないですよ」「実は僕も参っているんですよ。あんなに(加計学園問題が)おおごとになるとは思わなかった」「もうツイッターで加計は取り上げませんよ」と泣き言を言っている始末です。

安倍総理を責めれば、ブーメランのように玉木氏が責められる構図になる事を警戒しているのですね。

モリカケ問題は安倍総理と加計理事長が友人である事、許認可について不透明さが有ること等を追求しているわけですから、献金とかの無い安倍総理に分が有るかもしれません。

いずれにしても立憲民主党、希望の党、無所属の人達、民進党参議院の人達、元民進党はどこへ向かうのでしょうか?

 

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